巡り巡って自分に返ってくる【多賀不動産の振り返りブログ】

こんにちは、多賀不動産ブログです!

「振り返りブログ」をご覧いただきありがとうございます!
1月末のとある平日、売却をご希望されている物件の隣地所有者様にお会いするため、栗東市へ向かいました。
無事にお会いでき、先方のご要望もじっくりと伺えました。結果として、今回は仕事には結びつきませんでしたが、隣地の方には大変喜んでいただけたので、私にとっても充実した時間となりました。
利益を得られなくても、誰かの役に立ち、感謝していただけたと実感できることは、仕事をしていく上での大きな励みです。
誰かのために動いているつもりでいて、実は私のほうが「心の栄養」をいただいているのだと、日々さまざまな場面で感じます。
とはいえ、商売を継続させていくためには、当然ながら利益は欠かせません。
そのため、時にはお客様のお力になりたいという気持ちと、経営者として守るべきラインの狭間で悩むこともあります。
今月にご依頼いただいた案件は、まさにその葛藤を感じさせるものでした。
それは、「できる限りお客様のご負担を軽くしたい」という思いと、「品質と安全性を守るために削れないコスト」との間で揺れる案件でした。
ホームページを見てくださったお客様からの仏壇とお地蔵様の法要および撤去のご相談がありました。
多賀不動産では、特定のお寺の檀家ではない方の受け皿として、手放される仏壇やお墓の法要と撤去をまとめてお引き受けしています。
多くは電話やメールで完結しますが、今回は事前に住職がお会いし、直接ご説明をさせていただきました。
当日は住職による法要と仏壇屋さんによる撤去作業を行い、全ての作業が️約1時間ほどで終了。
仏壇屋さんによる仏壇の買い取りにもご満足いただけた様子に私も安堵しました。
しかし、その後にご相談いただいたお墓じまいでは、現実の壁に直面することに、、、
現地で撤去作業のパートナーと確認を行い、お見積りをお伝えしたところ、お客様の想定されていたご予算を上回る結果となってしまったのです。
なんとかご要望にお応えしたいのですが、丁寧な作業工程と安全性を維持するにはどうしても削れないコストがあり、これ以上の調整が難しく、非常にもどかしい気持ちになりました。
近年、ライフスタイルの多様化によって、「お墓じまい」の需要は高まっています。しかし費用や段取りが壁となり、一歩を踏み出せない方も少なくありません。
だからこそ、今後も検討を重ねながら、お客様のご期待に添えるように、ご利用いただきやすい形で、仏壇やお墓の法要から撤去作業までをお手伝いできればと改めて考えさせられました。
・ ・ ・
そんな中別の日に、同業の経営者とお話をする機会がありました。
その方は、見た目とは裏腹に気さくで優しく、商売に対して誠実で真っ直ぐな信念をお持ちの方です。
その方が「当然、利益が無ければ事業は続かない。でも、相手を食い物にしたり、泣かせたりする商売は、必ず自分に返ってくる」とおっしゃっていました。
特別に信心深いというわけではなく、ご自身の経験から出た言葉であり、その言葉が深く胸に刺さりました。私自身も同じように感じています。
自分の欲望だけを満たす商売は、たとえうまくいっているように見えても、巡り巡って自分自身を苦しめる形で返ってくるのだと思います。
だからこそ、目先の利益にとらわれず、目の前の人に誠実であり続けたい。
そう思えたとき、私は好きな仕事に励みながら誰かの役に立ち、
その対価をいただいて生活できていることは、決して当たり前ではなく、とても幸福で有り難いことなのだと改めて感じました。
今回のようにお客様に喜んでいただきたい気持ちと、事業を成立させるために守るべき品質のバランスを取ることは難しい問題であり、悩むことも多々あります。
それでも、できる限りお客様と同じ目線の商売を心がけ、感謝の気持ちを持って自分の道を歩んでいきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
