実は危ない空き家の放置問題!売却や管理はどうすればいいの?

こんにちは、滋賀県彦根市の多賀不動産がお届けする多賀不動産ブログです!
今回は【不動産マメ知識】を紹介します。
日本では空き家の放置問題が深刻化しており、近年、テレビやSNSなどでも空き家増加に関するニュースが取り上げられるようになりました。
「実家を相続したのまま放置している…」「遠方に住んでいるので家の管理ができず状態さえ分からない…」といった方は多く、放置されたままの住宅は増える一方です。
けれど、空き家を放置すれば問題を引き起こす可能性が高いため対策が必要です。
この記事では空き家を放置するのが危ない理由を解説します。さらに、空き家の売却や管理、活用などの賢い対策方法を紹介しますので、「空き家をどうすればいいのか分からない」と悩んでおられる方はぜひ参考にしてくださいね。
CONTENTS
空き家の現状について

日本にはどのくらい空き家があるのかご存知でしょうか?まずは空き家問題の現状を紹介します!
総務省が5年ごとに実施している「住宅・土地統計調査」では、空き家の数は年々増加し、2023年には過去最多の900万戸を記録したと報告されています。日本にある住宅のうち、13.8%が日常的に使用されておらず、10軒に1軒以上が空き家なのです。
空き家件数のうち、「賃貸・売却用及び、二次的住宅(セカンドハウスや別荘など日常的に人が住んでいない空き家)を除く空き家」は385万戸で、全体の5.9%を占めています。(2023年10月1日時点)
参考:総務省令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果

滋賀県の空き家の数はどのくらいかというと…
滋賀県の空き家率は12.1%です!全国平均より低く、47都道府県の中では25位。ちょうど真ん中辺りにランクインしています。さらに、「賃貸・売却用及び、二次的住宅を除く空き家」は7.2%と、全国平均を上回る数字です。
滋賀県の人口増加率は全国で3位であるにも関わらず、空き家率は低くありません。つまり人口は増えているのに、空き家の数は減っておらず放置されているということです。
参考:滋賀県ホームページ
調査の結果を見ても、全国で空き家の数は増加しており、対策が必要な状況であることは明らかです!
空き家を放置しておくのが危ない4つの理由

空き家が増えるのは良くないと言われますが、具体的にどのような問題が起こるのでしょうか?
ここからは、空き家を放置しておくのが危ない理由を深掘りしていきます。
①維持費がかかる
まずは費用面の負担の増加です。空き家を放置していると、固定資産税がかかります。建物のメンテナンス費用も必要でしょう。空き家が遠方であれば、交通費までかけて管理をしなくてはなりません。
さらに、「特定空き家」に認定されてしまうと、「住宅用地の特例措置」の対象から外されて、固定資産税が更地状態と同じ額に近い約6倍にまで増額されます。
②建物の劣化が進む
人が住んでいない家は、あっという間に劣化します。家は人が住んでこそ輝けるものです。
誰かが暮らしていれば、風通しを良くしたり、掃除したり、傷んでいる箇所を修復したりと、きちんと手をかけますよね。けれど、人が住まなくなった家は手入れされず荒れてしまいます。
害虫やカビが発生したり、外壁や室内の損傷したりすれば、綺麗な姿に戻すのは難しくなるでしょう。
資産価値も低下するので、売却のときに価格が大幅に下がる可能性が高まります。
③地域住民に迷惑がかかる
空き家を放置していると、空き巣や放火などの犯罪が起こりやすくなるといわれています。治安の悪化は、地域住民の方を不安にさせるだけでなく、周辺の不動産価値まで下げてしまうのです。
また、災害のときに家が倒壊したり、物が飛ばされたりと、隣家に甚大な被害を及ばす危険性もあります。地域の方にとっても空き家の放置は大きなデメリットであるといえます。
④相続が大変になる
管理のされていない空き家を子どもや孫の世代に相続すれば、喜ばれるどころか迷惑をかけてしまうかもしれません。
早く手放せば買い手が見つかったはずの家を放置したばかりに、相続後に売却しようとしても買い手が見つからずに苦労する恐れがあります。
使う予定のない空き家は、相続が発生する前に売却や別の利用を検討しましょう。
空き家はどうすればいいの?

放置した空き家をどうすればいいのか、売却や活用の方法について紹介します。主な対策方法は3つです!詳しく見ていきましょう。
空き家を売る
まず考えられるのは、空き家を売却する方法です。不動産会社に相談して家の査定を行い、市場に出して売却できるかどうかを確認してもらいましょう。
市場で買い手が見つかりそうであれば、仲介を選択します。仲介は広告を出して買い手を探す方法です。もし、売却が難しいとなれば空き家を解体して更地に戻し、売り出すことも可能です。
一方、買取という選択肢もあります。買取は直接不動産会社が購入する方法なので時間をかけずに手放すことができます。買取が厳しい状態であれば、無償譲渡になる可能性もあります。それでも今後の維持費や相続の手続きの心配はなくなるので、手放してしまう方がプラスであるケースが多いです。
物件の売却方法には仲介と買取があるので、物件の状態や売却までの希望期間を考慮しながら判断しましょう。
空き家を残して管理する
空き家をそのまま残したい場合は、定期的な管理が必要です。放っておくとさまざまなリスクを引き起こすため、定期的に訪れて点検をしたり掃除をしたり、メンテナンスを行いましょう。資産価値を落とさないためにも、建物の損傷を最低限に抑えておくことは重要です。
雨漏りや外壁の劣化などを放置しておくと深刻な状態になって、修繕するのにも費用がかさみます。
もし遠方で難しい場合は、専門業者に管理を委託する方法がおすすめです。定期的にチェックしてもらえて、災害時や何か心配事があったときにも駆けつけてもらえるプランもあるので安心です。
多賀不動産でも、滋賀県の湖東・湖北地域の空き家・空き地の巡回管理サービスを行っております。

一回きりのご利用も可能ですので、お気軽にご相談ください
空き家を生まれ変わらせて活用する
空き家を活用したいのであれば、賃貸に出したり、シェアハウスや、コワーキングスペースとして利用する方法もあります。空き家を解体せずに活用したい方は、リフォームをして再利用してみましょう。
立地が良いケースであれば、空き家を解体して更地に戻した後に、トランクルームや駐車場として土地を活かす方法もあります。
空き家活用がうまくいけば収入も見込めるので、時間と余裕のある方は検討してみてくださいね。
まとめ

空き家を放置しておくと危ない理由と、適切な売却や管理、活用方法について紹介しました。
空き家を売却したり、管理したりするのは面倒に感じてしまいますが、早めに行動に移すと将来の心配もなくなって気持ちも楽になります。
空き家を持っている方はもちろん、今は関係ない方でもいつか空き家を相続する日が来るかもしれません。そのときのために、空き家について知っておくと安心です。

最後までご覧いただきありがとうございました!

